長女の話です。1歳1ヶ月のときに初めて突発性発疹となりました。たいていは1回だけしかならない突発性発疹ですが、2歳4ヶ月の時に2回目の突発性発疹となりました。
「なんで!?2回もなるん?」
1回しかかからないと思っていましたが、2回かかってしまうメカニズムがありました。
2回かかってしまう理由と突発性発疹の症状、別名不機嫌病といわれる訳をまとめてみました。
突発性発疹とは
お母さんからもらった免疫が薄れはじめた4ヶ月からかかりやすくなります。大抵は1歳までになります。なりやすい季節はありません。突然高熱が出て3日くらいで治まります。熱が下がると発疹が出てきます。発疹が出たら突発性発疹と診断されます。
突発性発疹と判断された長女と長男の画像

左が長女、右が長男です。背中の写真ですが、赤い点々が数多く見受けられます。
熱が下がり、写真のような発疹が出てきたら、突発性発疹と診断されます。
医師の診察は必要?
このような症状のときはすぐに診察を受けることを考えてください。
- ●身体全体がぐったりしているとき
- ●おしっこの量が減ったとき
- ●呼吸するのが苦しそうなとき
- ●ぼーっとして、呼びかけても反応が無いとき
- ●首が固まって曲げにくいとき
- ●全然泣き止まないとき
- ●耳を痛がるとき
予防法は?
有効なワクチンはないので、予防法はありません。突発性発疹となってからのケアが重要で、発熱時の看病を行えば問題はありません。
高熱が続くことから、身体から大量の水分が奪われるため、こまめな水分補給が必要です。
突発性発疹に2回なる理由は?
主な感染源はヒトヘルペスウイルス6型です。一度感染してしまえば、二度と感染することはありませんが、型違いが存在するのです。7型も存在し、6型と7型に感染することで、突発性発疹が2回なることがあるのです。
不機嫌病になった娘の行動
ベビーチェアで朝ごはんを食べた長女でしたが、食べ終わった9時から15時まで、その椅子から降りようとはせず、大人2人で無理やり降ろしました。
長女は起きている間ほぼ「ママ、抱っこして」状態。1人では遊びませんでした。不機嫌で笑わず喋らない。
いつもは泣かないことで、泣きスイッチが入り、泣きまくる。同時に叩かれまくり、「キー」って泣き叫んでいた。
病院に電話で問い合わせてみると、「1歳前後なら突発性発疹と判断できるけど、2歳過ぎているし、2回目みたいやから、一度診察させてもらい、発疹がどんなものか診てみないと分からないから診察に来てください。」と言われ、病院に行きました。
病院の診察結果は『突発性発疹』でした。突発性発疹に2回もなると知らなかったので、不機嫌の理由が『突発性発疹』になったことだと分かると、本当に安心しました。
突発性発疹が原因の不機嫌であることが判明してからは、長女が不機嫌でも頑張れました。
判明するまでは、「ストレスかなぁ?」「赤ちゃん返りかなぁ?」「変な病気?」と色んなことを考えてしまい、泣きながら悩むくらいでした。
まとめ
突発性発疹は、ほぼ全員が感染します。ほとんどの子どもは1回きりですが、ヒトヘルペスウイルス6型と7型が存在し、7型に感染する子どもはほとんどいませんが、感染すると突発性発疹となります。それぞれ1回かかると、2度とかかりません。
高熱が出ることから、熱性けいれんを引き起こすこともあります。また、酷い場合は脳炎となる場合があるので注意が必要です。
予防法は特に無く、突発性発疹となってからの看病が重要です。こまめな水分補給を忘れずに!
突発性発疹になると常に不機嫌で、看病する方も疲れます。夜も寝れないかもしれません。
しかしながら、突発性発疹となった本人はもっとしんどいと思います。
早く元気になるように家族全員でサポートしてあげてください。