国民健康保険税(料)について

保険料や介護費用負担軽減のために世帯分離をするメリットとは?

「世帯分離ってやった方がいいの?得するの?」とよく聞かれます。

私の考えでは、その家族で考えたら、世帯分離をした方がです。しかし、本来保険料などの社会保険料負担はその地域みなさんで負担し助け合う意味があります。何でもかんでも世帯分離をするというのはちょっと違う気もします。

モラル的な面も踏まえ、メリット・デメリットについて考えてみました。

そもそも「世帯」の定義とは?

ちなみに「世帯」ってどういうことだと思いますか?

広辞苑によると

住居および生計を共にする者の集団。

と書かれています。法的には「世帯」の定義はありません

はぴらきパパ
はぴらきパパ
同じ屋根の下で、生活していたら基本的には同一世帯だと思うけどな。
はぴらきママ
はぴらきママ
玄関が2つあるとか、いわゆる2世帯住宅とかだったら世帯が別だと言えるかもね。

世帯分離をしたらどうなるの?

世帯分離をすることで生じる主要なメリットは以下2点かと思います。

  • 国民健康保険料や後期高齢者医療保険料が安くなる。
  • 介護費用負担が少なくなる。

市区町村から届く、国民健康保険料や後期高齢者医療保険料、介護保険料の金額が安くなる場合があります。一例を挙げてみました。

ちなみにデメリットはほぼありません。思いつかないと言う方が正しいかもしれません。

祖父祖母を世帯分離することが多い

最もよくあるパターンとして、おじいちゃんやおばあちゃんを世帯分離してしまうことです。

年金収入のみで、住民税非課税の場合、世帯分離することで、保険料が一気に安くなります。東京都の後期高齢者医療保険料の額から例を挙げてみます。

後期高齢者医療保険料の決定方法

東京都の後期高齢者医療保険料の決定方法は

均等割43,300円+所得割(所得の8.80%)

となっています。(平成30年度、令和元年度)

この内、均等割額は世帯の所得状況によっては軽減が効きます。

例えば、世帯主の貴方が、サラリーマンをしており、普通に住民税を給与天引きで支払っているとします。おじいちゃん、おばあちゃんは年金生活者で住民税非課税となっています。

均等割額の軽減では、世帯主つまり貴方の所得状況が軽減に反映されます。

正社員として働いているレベルなら軽減はありませんので、おじいちゃんとおばあちゃんは、各43,300円の保険料を支払わなければなりません。

しかし、世帯分離をしていれば、年金収入で非課税の場合、8割軽減されることになります。

つまり、43,300円の8割軽減だから保険料は2割の8,600円となるのです。

おじいちゃん、おばあちゃん2人で年間69,400円も安くなってしまうのです。

世帯分離をする方法

市区町村役場の住民課(市民課)にて手続きすることができます。世帯分離したいですと言えばすぐできますが、市区町村にて基準にばらつきがあるようです。

とある市では独自のチェックシートを用いることで、世帯分離を抑制しているところもあります。社会保障制度はその地域のみんなで助け合う制度だから基準を厳しくしているようです。(参考:NHKより「医療や介護費用の負担軽減「世帯分離」の実態)

とにもかくにも衣食住が別、サイフも別と言い切ればすんなり受付してくれるはずです。

まとめ

いかがでしょうか。世帯分離はメリットが大きいことが分かりました。その家族の保険料や医療費、介護負担が減ることは良いことですね。しかし、そのしわ寄せは他の市民にくることをお忘れなく。

正しい「世帯分離」をしてください。

 

 

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