子どもの入院は、親にとっても大きな負担がかかる出来事です。
特に初めての付き添いの場合、「何を持っていけばいいの?」「どんなルールがあるの?」と不安になることも多いでしょう。
そこで今回は、子どもの入院に付き添う際に必要な持ち物リストと、病院でのマナーについて詳しくご紹介します。
必要な持ち物
オムツ | オムツがまだとれていない乳幼児は当然ですが、オムツがとれた子も点滴を行うことからオシッコを漏らしやすい状況になります。おねしょで夜中に起きて看護師さんを呼ぶのも気が引けますので、多めに持っていきましょう。 |
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着替え | 何日で退院できるか分かりませんので、余分に持っていくようにしましょう。病院によっては貸出されるところもあります。 |
おもちゃ | 私の場合、長女はメルちゃんやりかちゃんなどのお人形やお絵描きセット。長男はトミカや魚釣りゲームを持っていきました。 |
タブレット類 | 私は、普段ほとんどタブレットや携帯で動画などを見せませんが、入院の付き添いは体力をかなり使います。大人が休憩したいときの秘密道具としましょう。 |
ふりかけ | 病院食はあまりおいしいものではありません。ご飯のお供として、ふりかけやごはんですよを持参していきましょう。 |
ティッシュ | 基本的に持参しないと無いです。必ず持っていきましょう。 |
食器洗い洗剤・スポンジ | フォークやスプーンを洗うのに必要になります。 |
フォーク・スプーン・はし | 病院食を食べるのに必要になります。 |
ストロー | ペットボトルのキャップを外して付けるタイプのものを買っておきましょう。 |
サンダル | 子どもの履物として履きやすいものを。 |
サランラップ | 保存するため。 |
イヤホン | テレビを観るのであればイアホンは必須(大部屋の場合) |
風呂セット | シャンプー・リンスなど。急にお風呂に入れるときがあるから。 |
マスク | マナーとして。 |
保冷できる水筒 | 無料の冷たいお茶が出る給水機みたいなのが設置していることがある。 |
携帯の充電器 | 無いと充電なくなるよ。 |
バスタオル | 何かと便利。 |
ペーパー洗顔 | 大人のリフレッシュにあれば気持ちいい。 |
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少し音がなりますが、喜んでくれました。ただ、大部屋の場合は、周りの状況を確認してから使用するようにしました。例えば、同じように音を出して遊んでいる時間に合わせて使用したりしました。
あると便利なもの
- 延長コード:コンセントの位置が遠いことが多い
- 小さな洗濯セット:ちょっとした洗い物が必要なときに
- ウェットティッシュ・アルコール消毒:感染予防に役立つ
- ビニール袋:ゴミや汚れた衣類を入れるのに便利
大部屋での最低限のマナー
病院は多くの患者さんがいる場所。付き添いの親としてもマナーを守ることが大切です。
① 病室内でのマナー
- 静かに過ごす:大きな声での会話やスマホの音は控える
- 共有スペースは清潔に:洗面所やトイレは使った後にきれいに
- 消灯時間を守る:他の患者さんの休息のために
② 医療スタッフとの関わり方
- 医師や看護師の指示を守る:勝手な判断はせず、気になることは相談する
- お礼の品は不要:ほとんどの病院では受け取れないルールになっている
③ 感染予防の徹底
- 手洗い・消毒の徹底:病院内はウイルスや細菌が多いため
- 面会時のルールを確認:感染症対策で制限があることも
病院の個室(差額ベッド代がかかる部屋)が無料になるケース
1. 医療上の必要性がある場合(主治医の判断)
病院側が「個室での管理が必要」と判断した場合、差額ベッド代が免除されることがあります。具体的には、以下のようなケースが該当します。
- 感染症のリスクがある患者(例:結核、水ぼうそう、インフルエンザなど)
- 重症で特別なケアが必要な患者(例:集中治療を要する、頻繁な処置が必要)
- 精神的・神経的な理由で他の患者と同室が難しい場合(例:認知症で大声を出す、てんかん発作がある)
- 免疫力が極端に低下している患者(例:抗がん剤治療中、骨髄移植後)
2. 病院の都合で個室に入院した場合
病院側の事情でやむを得ず個室しか空いていない場合、患者の希望ではなく病院の判断で個室に入れられた場合は、差額ベッド代が請求されないことがあります。
- 大部屋が満床で個室しか空いていない場合
- 病院側の都合で移動させられた場合
3. 特定の公的医療制度の適用がある場合
- 小児慢性特定疾病の対象となる場合、医療費助成の一環として個室料金が免除されることがある(自治体による)
- 生活保護受給者が医療扶助を受ける場合、一部負担が軽減される可能性がある
- 自治体独自の医療費助成制度により個室料金の負担が免除される場合も
4. 災害時や緊急時
大規模災害時や感染症の流行時に、病院の判断で個室に入れられる場合、特例で無料になることがあります。
個室の料金免除が適用されるかどうかは病院ごとに異なるため、入院時に事務窓口や担当医に確認するのが確実です。
まとめ
子どもの入院は心配や負担も大きいですが、事前に準備をしっかりすれば少しでも快適に過ごせます。
また、病院では周囲への配慮やマナーを守ることも重要です。
この記事が、付き添いをする方の参考になれば幸いです。