「ベビーダノンを食べたら発疹が出た!これってアレルギー反応なの?」
「乳製品アレルギーって治るの?」
この悩みを解決します。
- ベビーダノンで乳製品アレルギーになったが、ちゃんとした方法で乳製品を少しずつあげれば克服できます。
- ベビーダノンを食べて初めての発疹から、診察、アレルギー検査を経て、現在に至るまでの治療方法と経過をまとめてみました。
それは、次男が0歳8ヵ月の時でした。赤ちゃんが大好きなベビーダノンを朝食時、次男にパパが食べさせていた時の話になります。
朝ごはんにベビーダノンを1つ食べる毎日でしたが、ある日急に発疹が出たんです。
長女、長男どちらもベビーダノンで発疹が出たことも無く、乳製品アレルギーでもありませんでした。
大丈夫です!克服できます!
発疹と判明するまで
ある日「あれ?なんか口の周りが赤い?」と思い食べ終わった後に思いましたが息子は肌が弱かった事もあり、ただ単に食べ物によって「かぶれた」だけだと思っていました。
一応念のためと思い、ご飯を食べる前には必ずプロペトを口の周りに塗るようにしてました。
プロペトを塗ると、赤くも何もならなかったので、「やっぱり、あの時はかぶれただけなんや。よかった。」と思っていました。
プロペト 皮膚に適度な水分を保持させ乾燥や刺激などから皮膚を守ることで湿疹などの発生や悪化を防ぐ薬
しかし、その後プロペトを塗ったのにもかかわらず、たびたび口の周りが赤くなりました。
発疹と判明した日
発疹が分かった日の朝ごはんのメニュー
- 五倍がゆ
- 豆腐とわかめの味噌汁
- ベビーダノン
朝からパパがご飯をあげていたら今までにないくらいの大泣きの次男。
パパも慌てて「どっか痛い?」「足挟んでる?」なんていいながら必死になるくらいでした。
離乳食を食べさせるのを中断し、パパが抱っこしていたら、見ていた5歳の長女が「顔なんかぶつぶつであかいで!アレルギーや」といいました。
慌てて駆け寄り、顔を見てみるとこのようになっていました。
発疹と判明した時の写真①
身体全体を確認しましたが、赤い発疹が出ていたのは顔だけでした。
発疹と判明した時の写真②
やはり、顔全体が赤くなっており、至急病院へ行くことにしました。
病院でアレルギーと診断
病院に到着する頃には、発疹も治まっていましたが、上の写真を見せると先生が、「これはアレルギーで間違いない」とおっしゃりました。
なぜ、発疹が出て、アレルギー診断されたのか納得がいかず、今日食べた朝食は、今まで毎日食べていたものであったことを真剣に訴えました。
先生は、「そうやんな…でもなにかに反応してるんやけどな…とりあえず今日食べた、米、乳製品、大豆のアレルギー検査をしましょう」とおっしゃり、血液検査をすることになりました。
アレルギーの検査結果が出るまで
発疹が分かった次の日の朝ごはんのメニュー(同じ)
- 五倍がゆ
- 豆腐とわかめの味噌汁
- ベビーダノン
全く同じご飯を食べさせました。何も発疹が出ず、「大丈夫じゃん!」と思ってしまいました。
その次の日も同じメニューを出しました。
ご飯を食べさせてから、少し様子をみてベビーダノンをゆっくり食べさせていると口の周りに赤い発疹が!!
乳製品アレルギーであることをこの段階で確信しました。遅すぎます。
もちろんそれからはアレルギーの検査結果が出るまではベビーダノンは食べさせずに過ごしました。
アレルギー検査の結果
アレルギー検査の結果が出ました。
カゼイン | 結果 スコア2 |
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牛乳 | 結果 スコア2 |
結論はやはり、乳製品アレルギーということでした。
カゼイン 乳汁に含まれる、主要な蛋白(たんぱく)質。牛乳に酸を加えると凝固・沈殿する成分で、チーズの原料。また、石灰とまぜて接着剤にする。乾酪素。
アレルギー検査の結果の写真
アレルギーの強さ 血液検査ではクラス0から6に分類されていて、クラス3までは強いアレルギー症状が出ることはあまりありません。クラス4以上であれば慎重に試したほうが良いことが多く、ときには緊急事態に備えながら小児科外来で食べさせてみることも必要となります。(引用元:赤ちゃん&子育てインフォ)
先生には「この結果ならアレルギー反応は出るか出ないか微妙なとこやねんな。だから完全に食べるのを止めるんじゃなくて少しずつ量を考えながら食べさせていこう。ってそれが難しいやろうけど…」と言われました。
アレルギー克服方法と注意点
乳製品アレルギーと診断されてから、全く乳製品を食べさせないのではなく、少しずつ様子を見ながら食べさせるようにしました。
- 体調の良い日に食べさせる。
- 何か症状が出たらすぐ受診できる時間帯に食べさせる。
- 食べた30分後に発疹が出やすい。
注意点を守っていれば、何かあった時にも対応できます。発疹が出たとき、次の症状が見られた場合はすぐに受診するようにしてください。
- おなかを痛がる
- ぜいぜいと咳き込む
また、数時間後に少し発疹が出たとか口まわりがちょっと赤くなったという場合はあまり気にしなくてもいいようです。
まとめ その後の乳製品アレルギー反応は
乳製品アレルギーと診断されてから、少しずつ注意しながら食べさせていたこともあり、0歳11か月(発疹から3ヶ月)になりましたが、今ではベビーダノンを一個食べても発疹がでたり口の周りが赤くなったりすることもありません。
ベビーダノンを見れば大喜びしています。やっぱりおいしいんです。
制限するのは心苦しいです。とはいえ、無茶にアレルギー食物をあげることもできません。
アレルギーと診断されたからといって、アレルギー食品が全く食べれなくなるということではありません。きっちり、注意点を守って、少しずつ克服できるように子どもと一緒に頑張ってみましょう。
今回は以上となります。